別府大分毎日マラソン

当日は7:00起床、7:20朝食を経て8:30のシャトルバスにて別府駅近くの乗り場より会場である大分市営陸上競技場へ。いつもながら正午スタートは食事のタイミングが難しい。今回は9:30に昼食を前倒し。朝食はホテルのバイキング、昼食はコンビニの助六弁当。いずれも量的には腹8分目。
↓大分市営陸上競技場。右はお世話になりたくない収容車

更衣室（というか控え室）は2部屋と、更に雨天練習場（30m程度の2レーントラック）も開放されており、ゆっくりできた。しかし9:00過ぎに着いてもアップには早すぎるし、することがない。ので座って瞑想していた。
↓控え室。手前で瞑想している人は私ではない（笑）

10:30から最終コール。ちなみに第1コールは前日受付。トルソーつき（なんと前後2つにそれぞれ付いている）ゼッケンをつけた状態でユニフォームをチェックされ、同時にセンサーを通過。
↓レース前のゲートの様子。ここからロードへ出る

11時アップ開始。トラックは既にランナーがいっぱい。皆さん引き締まった体でいかにも速そう。いつも通り体操でほぐしてから、10分走ってストレッチ、更に10分走って最後に流しを入れて完了。外国選手のjogの滑らかさと速さに舌を巻く。
いよいよ10分前、スタートに整列。タイム順ゼッケンで整列位置も厳格に決まっている。400番台の私は19列目の外側。隣りの人と目標タイムの話をしたり、伸びをしたりしてスタートを待つ。風は冷たいが日差しは暖かい。
号砲が鳴り、スタート。接触を避けるため競技場内では外側をキープし、700mほどトラックを走ってロードへ。出口での渋滞もなく、まずは東に向かうため風の影響もなし。慌てず走り、1k通過は予定通りの3'50。早くもあちこちに集団が形成されているが、向かい風になるまではペース維持を優先。第1折り返しを越えた5k通過は18'59。調子は良いと判断し、目標を2時間40分切りに変更、5〜10kのラップは18'47にアップ。
しかし、西向きから少しずつ北寄りに進路が変わるにつれ風を受け始める。やはり風は受けたくないので手近な集団の後ろへ。19分ペースでも、集団だと実にラク。ところで給水はなんとスーパーH2Oの500mlペットボトルがででんと並んでいる。数口飲んですぐ捨てるのがどうももったいない。そのため取れなかった人に回す雰囲気が自然に出来ており、給水で集団がバラけるといった混乱も少ない。
ただ、そう都合よく希望通りのペースで引いてくれる集団などありはせず、また、海岸線のカーブでは水はけのため道路が傾いており、実に走りにくい。当然、ラップも落ちる。
↓傾いている道路。通称バンク。右カーブでは側溝が中央分離帯側にある

10〜15kは19'16、15〜20kは実に19'39まで落ち込む。パワージェルを補給し、慌てて現在の集団をパスして前を追うも時すでに遅し、ハーフ通過が1時間20分を1分近く超え、早くも2時間40分切りはなくなった。20〜25kは完全に北上のため極力追い越しは避け、人の後ろを走る。見渡すと、広い道路に蛇行した1〜2列の長い帯ができている。風が強いこともあり、大分市の市街地とは違い、海岸線の応援はまばら。やがて別府市に入り、駅前の温泉街ではまた力強い応援がもらえた。駅前を越えた25.5k付近の第2折り返し後、追い風になったので集団を抜けペースアップ。先頭集団もここで動いたのかな。太ももに走った距離相応の張りが出てきたが、苦しくはない。ここからはずっと19分前後で行って、当初の目標2時間42分はクリアするぞと意気込む。30kで再度パワージェル補給。
ところが、25〜30kの19分弱と変わらないと思った30〜35kのラップを見てビックリ。19'43は今回のワースト。これにはまいった。いくらなんでもこんなに落ちているはずがない。悪くても19'20以上かかっていないぞ！…と文句を言っても仕方ない。同様にラップの落ちた15〜20kの反対ルートなので、ここだけ長いものと思われる。くさらずにピッチを維持し、落ちてきたランナーを1人ずつパスしていく。私より大きいゼッケンに抜かれもするが、フルより厳しいハーフでの標準記録を突破したツワモノであろうということで気にしない。
わずかに橋などで上下することを除いて、全般的にコースはフラット、復路は南下するため冬はほぼ追い風になるのも良い。ゼッケンから名前をすばやく探して呼んでくれるなど手馴れた応援にも後押しされ、ペースは落ちない。残り2kで時計を見たが、逆算できるほど脳に糖分も残っていないので四の五の言わずストライドを大きくした。橋を渡って川沿いを北上する最後の1kでは向かい風を突破し競技場内へ。2時間41分台をカウントアップする時計に「進むな、進むな」と言いながらトラックを300mほど走り、ゴールへ。
ゴールではスタッフからバスタオルをかけてもらった。TVで観てこれはいいなぁと思っていたけど、実際、よかった。
スタート前に話していた人とまた遇ったので、互いの健闘を称えあう。ずっとゴールの余韻に浸っていたかったけど、サービスのふぐ雑炊を食べるべく、トラックを後にした。
↓限定150食の「ふぐ雑炊」美味

地点	スプリット	ラップ
05k	0:18:59	18'59
10k	0:37:46	18'47
15k	0:57:02	19'16
20k	1:16:41	19'39
half	1:20:54
25k	1:36:04	19'23
30k	1:55:02	18'58
35k	2:14:45	19'43
40k	2:33:39	18'54
goal	2:41:38	07'59

• アップ　3k
• メイン　42.195k（2:41:38）
• ダウン　ストレッチのみ
  • 月間走行距離：45.2km