ふれあい赤羽駅伝

代々木ランニングクラブ代々木RC代走会)としてエントリーした「ふれあい赤羽駅伝」の日記です。

そんなこんなで迎えた当日、朝起きてみるとひんやりとした気温でかつ快晴、風はちょっと強いが、いや〜絶好のマラソン日和。赤羽までは30分かからないし、スタートは正午だしということでのんびり準備をして出発!
…と、のんびりしすぎたせいで会場に着いたのは10:50頃。先にいらしていた皆さんへの挨拶もそこそこにウォーミングアップを開始。1区の特権というか先に誰も走ってないんだから当たり前というか、アップは実際のコースを走る。風が強いな〜、でも横風だからさほど気にならないかな、なんて考えながら体をほぐしていく。既にスタート地点周辺にはたくさんのシートが敷かれ、いかにも毎日走ってそうなチームも。「旭化成」なんて文字まであって、もっと大きい大会に出なさいよなんて考えてしまう。
アップしている間にもクラブのメンバーさんは続々と集まり、またしてもろくな挨拶もできなかった私はいつしか頭の中で顔と名前が全く一致していない状況になっておりました。レース自体も不安でしたがそっちのほうも不安で、あれよあれよというまにスタート5分前。皆さんに「行ってきます」と挨拶し、拍手で送り出される。いやはや小恥ずかしい。

スタート地点にはもう既にほとんどの1区走者が揃っており、私はどうにか前から3列目くらいに潜り込む。にわかに緊張感が増し「これが1区か〜」と思ったのも束の間、号砲が鳴り響く。予想通りみんなダッシュだ。こんなペースで持つのかよとツッコミを入れつつリラックスして走る。130人程度なのですぐに細長い列になり渋滞はおこらない。まずは川上に向かって0.5km走って早速1度目の折り返しがやってくる。ここでだいたいの順位を数えた。30位前後かな。

折り返したわけなので川下に向かっている。すぐにスタート地点に戻ることになり、大歓声を受ける。きょろきょろと代走会のみなさんを探すも、なにしろ人が多くて見つけられず。スタートラインを通過し時計を見ると4分ちょい。ここで1.0975kmだから良いペースだろう。

そのまま下流へあと1km下ってまた折り返す。途中、土手に上がる道がキツイ。走り始めてから上り下りの練習はほとんどやってないなぁ。いずれ練習しなきゃなぁ。またしても折り返したわけなので当然スタート地点に戻る。今度は声で代走会の皆さんを探せないだろうか?声援の中「かみの」という言葉を探す、が、またしても見つけ(聞き分け)られず。それもそのはず、後で連れに聞いた話によると「かみの」ではなく本名で応援を頂いていた模様。だから見つけられなかったのかぁ。って本名聞いて反応できないって問題だ。

もう一度上流の0.5km地点で折り返して戻ってくる。ぼちぼち余裕が無くなってきた。スタート地点を通過、あとは2km下流までいって戻ってくるだけの4kmだ。ここまでくるともうすっかり人数がばらけており、順位の変動がほとんどない。前を走っている人もさっきから一緒だ。しかしあんなドタドタ足音を立てて走ってるのに落ちてこないな〜。となるとフォーム変えたらもっと速いんだな〜。あの人で確か24位だから追いぬけばこっちが24位か〜。あ、そうか、24位の人を抜かしても23位にはならないのか〜。…などとどうでもいいことを考えながら走る。TVで中継されるような強い人ならペースアップしたり充電したりしてきっと脳も活発なのだろうけど、私はとにかく同じペースを守って走るしかないので、そうすると、案外時間がたつのが遅いので、くだらないことでも考えてないとヒマなのだ。もちろん、「辛い」とか「苦しい」とか「あと〜kmもある」とか考えるのを防ぐためにも重要なのだ。

お、そうこうしているうちに前の人を抜けた。よっしゃー。水門を越え、最後の折り返しをクリアしあとはタスキをつなぐだけ。ガマンガマンと言い聞かせながらあと1km地点を通過、時計を見ると26'30をオーバーしており30分を切るのはかなり厳しい情勢。でもいいや、少しだけペースを上げよう。さすがに前のランナーもスパートに入っており抜くことはできなかった。タスキを肩から外すともう中継点が近づいてきた。次走者マハロ菊池(HN)さんの姿を確認、練習しておいたとおりの受け渡しが出来て本当に良かった。息を整え、代走会の皆さんを見つける。タイムも30分ちょっとでほぼ狙い通りの走りができたので、皆さんからのねぎらいの言葉が嬉しい。とともに、私が真面目に走ってしまったおかげで後の走者にプレッシャーを与えてしまったとのこと。私みたいな不器用を1区にしてしまったのが運のツキでしたな(笑)。さて、あとは買っておいたダイエットコーラを飲んでオニギリを流し込んだら応援だ。