戸田・彩湖ウルトラマラソン

朝6時起床、ご飯を食べて半にはクルマで出発。道路も混んでおらず、会場そばの駐車場に予定どおり7時着。午前中は曇りで寒い(8〜15度)予報だけど、すでに晴れ間が見え隠れしており気温の上昇は速そう。散り始めの桜を見ながらゆっくりアップ。いつものオレンジTシャツにSKINSタイツ、シューズはウルトラでは初使用となるターサー。日よけの帽子ももちろん装備。
10分前にスタートラインへ。ここは相変わらず和やかである。目標は6時間以内なのでキロ5分でいいのだか、1番走りなれている4'30前後の方がいいかも? 早くゴールすれば苦しい時間も短いかも? と、なんと直前にプラン変更。
最近の私にしてはレース前に休んだほうなので、脚はスムーズに進む。周りにつられて最初の1kが4'15になり、慌てて落とす。その分抜かれるが全く気にしない。周回コースのため追い風と向い風がゆっくり交互にやってくる。さほど強くないため、適度に身体を冷ましてくれた。今回は、3つあるアップダウンをしっかりクリアすることを最大のポイントにした。その効果と、もともとのペースの速さから、これまでの5回のなかでダントツに1周が短く感じられて驚き。
エイドでは、明らかに混雑している時を除いて、水分と糖分を中心に毎回補給。そしてポーチにパワージェル2つ、手にウイダーインゼリー1つを持つ万全の体制。他でもない、この大会での数々の失敗で学んだ自分なりの体制である。
その甲斐あって、順調に周回を重ねる。ほぼ9周で達するフルの距離は3時間8分くらいの通過、さすがに脚の張りはとうにあるが、辛くはない。9周でフル、10周回ればそこからカウントダウンできる15周という数は絶妙な設定。既に日差しは強く、今夜も日焼けが痛そうだなどと思いながら淡々と走る。トイレにも寄らず、エイド以外で止まったのは水道。汗で目が痛くなった時と、ラスト3周で気分転換にとヒザに水をかけた時だけ。ラップの安定感が完走への安心感へと変わり、ラストも思ったよりはるかに苦しさを感じない。
生まれて初めての、会心の70kの旅だった。タイムはもちろん、ゴールして初めて知った総合3位、部門別2位という順位は、6時間切れれば充分、できれば年代別6位以内、と思っていたレース前からは信じられない結果。この大会では習慣であるゴール後の自販機で買うアイス2本を堪能し、表彰式で喜びをかみしめ、金芽米とソックス、ハーフタイツなどの賞品もゲット。ほくほくである。
表彰式後はコースに戻りしばらく観戦。今回は来週の超ウルトラのための調整でフルを走られたヒロ児玉さんと遭遇。こんな風に、代々木RCにいると、100kを超えるウルトラマラソンやら24時間走(リレーではなく1人で)やら走る人がいっぱいいるので、70kで会心の走りができたところで大したことがない気がしてくるのが不思議である。

距離(m) スプリットtime ラップtime
0 00445 0:01:54 01'54
1 05082 0:22:36 20'42
2 09719 0:43:20 20'44
3 14356 1:03:46 20'26
4 18993 1:24:13 20'27
5 23630 1:44:43 20'30
6 28267 2:05:24 20'42
7 32904 2:26:21 20'57
8 37541 2:46:50 20'29
9 42178 3:07:26 20'36
10 46815 3:27:52 20'26
11 51452 3:48:29 20'37
12 56089 4:09:08 20'39
13 60726 4:30:31 21'23
14 65363 4:51:39 21'08
15 70000 5:12:55 21'15
  • アップ 2k
  • レース 70k(5:12:55)
  • ダウン ストレッチのみ
    • 月間走行距離:202.6km 体重60.2kg