猪苗代湖畔ハーフマラソン


このところ脚(特に左の土踏まず)の疲労が抜けないため、3日間走らずに当日を迎えた。猪苗代は実家からクルマで30分のところなので、実家に前泊。9月、しかも東北なのに暑い。さすがに朝は涼しいけど、あっという間に気温がぐんぐん上がり、レース中は真夏。
会場にはスタート1時間半前の8時に到着。近くの駐車場はすでにいっぱいで、1kほど離れたところに駐車。最寄り駅からのシャトルバスもなく、あったのは関東からのバスツアーのみ。そのため、私を含め参加者のほとんどがクルマで来た模様。受付を済ませ、会場である公園の広場を囲む木陰に陣取り、アップを進める。ハーフのスタートが9:30なのに、開会式は9:25までかかり、運営面に不安を感じながらのスタート。スピーチとスターターを務めた千葉ちゃんも戸惑い気味であった。
コース自体は自然に囲まれた湖畔道で、浜辺のすぐ近くを通るところもあり、ロケーションはなかなか良い。復路では湖に映る磐梯山も見れたらしい。全般的には平坦。しかし、折り返し手前の700mは最大斜度15度(主催者発表による)の坂。とはいえ、奥武蔵ウルトラのコースで言えば並程度。ここは気持ちを切らさずに上れたが、後半はスピードが落ちる一方。給水は水のみだったので、何となく持って走ったウイダーインゼリーが思いのほか役立ったのだけが救い。復路では、往路のランナーと同じ所を使う給水所ではスタッフも水も足りておらず、ほとんど水が取れず。そんなこんなで15k以降はキロ4分すら保てない、悲しいレース運び。ラスト2kから何とかスパートを入れたが時すでに遅し、ベストから5分落ちの1時間20分という目標に遠く及ばない結果となった。
とはいえ、周りも暑さと水不足で全般的に記録は落ち込み、こんな時計でも年代別で8位だった。8位まで表彰対象ということでめでたく入賞。ところが5kと10kの部で誘導ミスがあったらしく、ランナーやランナーの親が大挙してクレームに押し寄せ、主催者はその対応に追われた。程なく、表彰式は行わない(賞状は後日郵送)とのアナウンス。炎天下で表彰式を待っていたせいか熱中症と思しき頭痛になりつつあったため、アナウンスを聞いてすぐ会場を後にした。帰宅してひと休みしても頭痛は治まらず、帰りの高速道路ではすぐに気分が悪くなり吐いてしまった。ただ、吐いた後はどんどん気分が良くなり、佐野インターで佐野ラーメンをおいしく食べられるまでに回復、無事関東に戻ることができた。

  • アップ 2k
  • レース 21.0975k(1:21:56)
  • ダウン ストレッチのみ
    • 月間走行距離:45.1km